学校休校要請への会社の対応について開示と協議を求めました。

<学校休校要請への会社の対応について>

 3月3日(火)、2020年春闘第1回団交を開催し、春闘要求について主旨説明を行い

 ました。加えて、新型コロナウイルス対策として、政府による小中高の休校要請への会社

 の対応の開示と、JMITU支部との協議を口頭で求めました。

【JMITU支部の要求】

 ①政府による小中高休校の休校要請によって、出勤が困難になった従業員がいると思われ

  ます。会社としての対応について開示を求めます。また、労働組合として協議を求めま

  す。

 ②お子さんの休校によって出勤できない従業員には、給与を全額保証していただきたい。

【会社の見解】

 ①出勤が困難になった従業員については、会社として注意を払っています。現在のとこ

  ろ、そのような申告はありませんが、ケースバイケースで対応するしかないと考えてい

  ます。

 ②「失効有給の積立」を優先的に使用するなどの対応は検討できると思います(給与の

  全額保証については、ハッキリとした返答がありませんでした。3月10日の団体交渉

  で再度回答を求めます)。

<オフピーク出勤の実施に関する協議について>

 3月6日(金)、「オフピーク出勤の実施」について会社と協議を行い、以下のことを確

 認しました。

オフピーク出勤の実施要領】

 ・対象:本社、名古屋営業所、大阪営業所、明石営業所

 ・期間:3月9日(月)~4月30日(木)

 ・就業時間:① 8:00~16:30

       ② 8:30~17:00

       ➂ 9:00~17:30(現状)

       ④ 9:30~18:00

       ⑤10:00~18:30

       ⑥10:30~19:00

   原則としては、上記の修業時間の一つを選んで、4月30日まで変更しないでほしい。

   ただし、本人の申告による変更には柔軟に対応します。

 ・休憩時間:昼、3時の休憩時間は通常勤務時間と同じで固定と致します。

 ・半日休暇:通常時間での対応と致します。

 ・勤怠管理:打刻及び「早出・残業・退社届」に、始業、退勤時間を明記してください。

JMITU支部はオフピーク通勤の実施について以下を要請しました】

 3月9日から少なくとも1週間程度は、試行期間とすべきです。

 出勤時間を分散させることによって、交通機関などでの混雑による「濃密接触」を避ける

 ことが目的の措置であると理解します。ただし、3月9日には、どの就業期間を選べば混

 雑を避けれるかは分からない従業員も多いのではないでしょうか?(テレワークを導入

 した企業も多く、通常の通勤時刻でも混雑していない路線もあります。)また、職場での

 業務に大きな支障が生じてしまう可能性も考えられます。本人の申告による変更には柔軟

 に対応するとしても、混乱を避けるために、少なくとも1週間程度は試行期間を設けてか

 ら、就業時間を決めてもらうべきだと考えます。検討を要請します。 

2020年春闘第1回団交報告
①学校休校要請への会社の対応の開示と協議を求めました。
②オフピーク出勤の実施に関する協議を行い、要請しました。
第1回団交報告(掲示用).pdf
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