2015年春闘は、大幅賃上げの絶好のチャンスです。春闘要求をJMIU統一要求日(2月19日)に提出します。

2015年春闘は大幅賃上げを実現する絶好のチャンスです。

①90年頃の「バブル」期以来の物価高騰となり、その結果、実質賃金が17ヶ月連続して前年同月を下回っています。

東京測器では一時金の支給月数が前年実績を上回っていますが、残念ながら一時金は会社業績に左右される「水もの」です。やはり毎月の給料、とりわけ基本給をしっかりした水準に引き上げること(ベースアップ)が必要です。「せめて5桁(1万円以上)の昇給がなければやってられない」という声も支部に届いています。

ベースアップを否定し、成果主義(会社の査定だけで賃金が決まる。賃下げもあり)の導入には絶対に反対します。

②介護・医療や建設・運輸などを中心に深刻な「人手不足」が広がっています。

東京測器は多品種少量生産の製造業です。会社の財産は、技術・技能を身に付けた従業員です。正規雇用の拡大と安心して暮らせる賃金が、従業員の定着率の向上と、新しい人材の確保につながります。

③会社業績は好調。

ここでは詳細は書けませんが、会社発表では業績は好調です。昨年度は内部留保を大幅に上積みしたはずです。今年度の営業黒字も確実と考えられます。

安部首相は「賃上げをアベノミクスの生命線」と位置づけ、麻生財務大臣ですら「内部留保で賃上げを」と発言しています。景気回復のためには賃上げが必要であることを、政府も認めざるを得なくなっています。

JMIU支部は、東京測器で働く「すべての仲間の大幅賃上げ」を中心にした2015年春闘要求を、2月19日(木)提出します。引き続き春闘アンケートを受け付けています。「春闘アンケートにご協力ください」から送信をお願いします。